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アマリリスの糧

雲が流れている 一秒間に二ミリメートル位 動いているのが解るから 見ていて飽きないの 次にどんな雲が 現われるか楽しみだから … なんて言ったら 負け惜しみね 本当は何も出来ないので ただ茫然と窓の外を 見ていただけ 腕には点滴 東病棟の個室 窓からの眺めは 向いの建物と空のみ 移ろうのは雲ばか…
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キンギョソウの最期

大雨の中 花が必死に泳いでいる そう見えるのは 僕だけかな 打ち付ける雨 へたをすると 倒れてしまいそうな雨に 果敢に戦っているキンギョソウ 急流に挑む魚の様 頑張れよ 思わず応援の言葉が出る それ程まで 雨は激しい 恵みの雨も加減が過ぎると かなり危険だ それでも負ける訳にはいかない …
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ヒナゲシの強さ

雛罌粟の花びらは あまりにも薄い そよそよ吹く風にも 引きちぎられそうに 乱舞する程 だから 時折吹く強い風には 息を呑んでしまう でも こちらの心配はよそに うまく遣り過ごす 絶対に破れない 風が止むと すぐに凛とする いたいけに見えるのに 何だろう あの強さは 驚嘆してしまうよ まるで …
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回らないカザグルマ

五月十二日 看護の日 クリミアの天使 ナイチンゲールの 誕生日に因んだ 看護学校では 戴帽式を行う所も 看護を通じて 命を見つめる日 助かる命 失う命 そこは悲喜交交 だが 見失ってはいけない どの命も 掛替えのないもの 大切なもの この日の誕生日の花は カザグルマ 絶滅危惧種に指…
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サンガイグサ

三階草って言うから どんな草だろう と思ったんだけど 仏の座の別名なんだね 春の七草の仏の座とは 別の草のね 生命力が強いから 隙があったら すぐに生えてくるよ 空地に生えているのを 良く見かけるね もうちょっとあったかくなったら 花の季節だ 紫色の花は嫌いじゃないけど その後しばらくすると 僕の家の…
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ハナナ

別に誰かが種を 蒔いた訳ではないけど 毎年河川敷に 菜の花が出て来るんだよ 豪雨の後なんか ものすごい勢いで 水が流れているのに 良く毎年同じ場所に 芽を出すものだと 感心しちゃうね 今はまだおとなしいよ だけどね あったかい日が続くと 一日で十センチ以上も 伸びたりしてね すごい生命力だよね …
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プリムラの美しさ

聞いていないけれど 知っている 見ていないけれど 知っている 想像ではあるけれど おそらくそれは 正しい事だろうと 否定出来る証明がない限り おそらくそれは 正しい事だろうと 生命の神秘 壮大な歴史ロマン いい表現だね 苦しみも悲しみも 柔らかく包み込んで 美しく昇華させてしまう 一歩間違う…
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イチョウの葉

黄色い忍者たちが 大勢やってきた 黄色い忍者たちが 地面で待ちぶせ 自分の姿を隠すのは へただけど 分身の術だけは 超一流 どんなに端から どんなに集めて どんどん運んで どんどん捨てても どんなに端から どんなに集めて どんどん運んで どんどん捨てても ああ 増えている 戻ってる 最初から …
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センブリの生涯

朝の冷気の中 センブリは勢い良く 白い花を咲かせていた 元気のいい花だ もちろん 根や茎を乾かし 煎じて飲めば 飲んだ人も元気になる ちょっとした代償は あるけれどね 苦い べらぼうに苦い 寝惚けていても これを飲めば 眠気は飛ぶ しゃきっとなる たぶんセンブリは 苦い根から水分を吸収しているので 苦…
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イタドリ

痛みを取り除くから イタドリ 鎮痛剤として 民間療法で使われたらしいが 本当に効くのかどうかは 僕は解らない 本来花は心を和ますものだから 気分を紛らす事は出来るであろう その意味では効くのかも知れない 花言葉は 回復 根っこさえ生きていれば どんどん芽吹いてくるらしい 成長も早いらしく あれよあれよと …
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弁慶草復活

弁慶草って名乗っているから ごつい花なのかなって思ったら 全然そんな感じじゃないし それじゃ臭いがきついのかな なんて思ったんだけれど それも違うし まがまがしさもないし 至って普通の花なので 何か理由があって そう名付けられたはずだから 一体それが何なのか知りたくて 色々いたずらを試みて それが何だか解った様な…
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強いコルチカム

コルチカムの球根を 買ってきた 机の上に置いていたけど ちょっと作業をするのに 邪魔だったので 出窓の所に移動させた そしてそのまま放置してしまった 次の休みの日に 鉢に植えようと思っていて すっかり忘れてしまったのだ 何日経ったろう ある日花芽が出ているのに 気付いた しかも一つの球根から 数本も出ていた …
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命というものは

水 いのちの営みに 欠かすことのできない 大切なもの それなのに 時として その生命を 奪ってしまうこともある 無くては困るのに 有り過ぎても困るのだ 命というものは 繊細な均衡の上に 成り立っているんだね 日輪 命の営みに 欠かすことのできない 大切なもの それなのに 時として その生命を …
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脳死判定 ―殺人事件にならない殺人―

消え入りそうな命があった 一方 助かりたいと願う命があった 若い医師は悩んだ 積極的に蘇生処置をすれば 死を迎えそうな命は 取り留められるかも知れない だが その確率は低い むしろ脳死判定の準備をして 臓器移植が出来る様にした方が 救える命は多い どうしよう… そこへ院長が入って来た すぐ脳死判定の用意をしろ…
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ずっとこれからキラリ

ずっとずっと望んでた 小さな命宿ること だから授かったと知って うれしかったの 今年の秋には私はママに 今年の秋にはあなたはパパに ずっとずっと考えた 生まれ出づるわが子の名 だけどどれも魅力的で つけたかったの 今年の秋には私はママに 今年の秋にはあなたはパパに ずっとずっと悩んでた 小さな命守ること…
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僕は生きる

今僕は生きる  名を馳せられなかった  幾千もの命の  期待を背負って…  今僕は生きる  自由に出来なかった  幾千もの命の  期待を背負って…  今僕は生きる  やり遂げられなかった  幾千もの命の  期待を背負って…  今僕は生きる  夢が適わなかった  幾千もの命の  期待を背負って… …
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蝉の恋

蝉の命は一週間程  その間に相手を見つけてカップルにならないと  寂しい一生で終わってしまう  だから雄は命懸けで鳴く  大きな鳴声で  僕はここにいるよ  と雌に呼びかけている  しかし その鳴声が聞こえるのは雌ばかりではない  近くの枝に鳥が泊まり  蝉が飛び立つのを待っている  鳴かなければ雌に居場所を教える事…
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ボーイング747SR-46

日本航空のあの飛行機がボーイング社製でなければ  尻もち事故の修理をボーイング社に依頼していなければ  あの事故は起きなかったであろう  五百二十人もの死者を出した墜落事故は  ボーイング社の圧力隔壁の修理が  いいかげんだった事が原因  その手抜き修理を見抜けなかった日本航空にも責任はあると思うが  主たる責任はやはりボ…
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大災害時の医療

本来人の命の重さは平等である だから平常時に於ては 全ての人に対して助けようとする医療が行われる しかし一度に大勢の負傷者や病人が発生した場合 人手が足りないため順位が付けられてしまう 残念だが治療を施しても助からないと判断されてしまったら その人の医療行為はそこで終了してしまう 助かる見込みのある人で重態な人から治療が行…
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命消ゆ   ―サナトリウムの風景―

さにつらふ をとめの後の世 いかがせむ  病えならず 限りある道 医師からの告知 余命二ヶ月 最期まで病と闘い奇跡を望むか 穏やかな時を過ごし全うするか 私は後者を選んだ 苦しみ抜くより生きた証を残したい 時間は余り無いが 命のある限り自由に生きたい 多くの機械やチューブにつながれて 意識が無くなり死んで行くよ…
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命のバトンタッチ

いつまでも いつまでも きらめいていたいの 臓器提供意思表示カードを 持ち歩いているのも そのためなの 脳死になった時 私の臓器だけでも 生きていて欲しいから そうすれば 私の体はなくなっても 私の代わりに命が助かって 私の分まで きらめく人が出来る 私の命をバトンタッチして きらめいていて欲しいから 本当は…
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見舞いの切り花は生け贄の花

病気の見舞いの品として 切り花は定番 でも日に日に元気が無くなり 枯れて行く姿を見るのは辛い 病気が悪化している時に見ると 自分の今の状態を見ている様な感情になる でも花屋さんの話では 見舞いの切り花は生け贄なのだそうだ 自分の悪い所を花が吸収してくれて 身代わりになって枯れてくれるのだと… 確かに神仏に願いをする時…
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明るく生きよう

治りにくいと言われている病気に罹ってしまった 何で私だけと悲しんでいたら 同じ病気と向き合っている 仲間が大勢いた  前向きに生きている  彼らの姿を見ているうちに  苦しい時もあるけれど  私も病気と闘おうと誓った  現在の医学では  治せない部分もたくさんあるけど  原因の究明を信じて  明るく…
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