テーマ:哀しみ

神様へ

苦しみのない時 哀しみのない時 少しでいいから 分けてください 苦しみのない場所 哀しみのない場所 狭くていいから 作ってください 苦しみのない人 哀しみのない人 どこかにいるはずです 会わせてください 空も海も大地も 泣いています 傷付いています 誰も何も悪くないのに それでもいつまでも 我慢を…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

哀しみのスイートピー

昼間は艶やかな花に見えた 窓辺に飾ったスイートピー お出かけから帰ってきて 暗い室内を見ると カーテンの開いたままの窓辺で 月明かりに照らされて ぼうっと浮き出されていた 何かを訴えている花びら だが心にエレジーが流れていて か細い声を掻き消してしまう それでもスイートピーは 暫…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ピラカンサの実

喪中葉書が来た 郷里の友から 何も知らされなかった僕 連れの先立ちと 幼馴染から 葬儀に呼ばれなかった僕 昔二人が愛した人 僕が振られた相手 時が過ぎ去ったけれど こだわっていた 竹馬の友 寂しい事実 庭のピラカンサの実が 赤くなった 綺麗だけど 鋭い刺が 喪中葉書が来た 郷里の友から …
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

磯菊

海風が吹く 磯菊にも 渚の波は あの日と同じ でも… 大勢が集まった夏 今はただウミネコの秋 花の無いにぎわった夏 咲いたけど誰もいない秋 そっと そっと 咲いてる じっと じっと 咲いてる 潮風が向く 磯菊にも 浜辺の砂は かの日と同じ だが… 人目が気になった夏 今はただ寂しげな秋 …
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

安心してもいいのね

哀しみの向こう  涙の向こう  そこには何が待っているの?  きっとまた哀しみが待っていると  想うと不安になってしまうの  苦しみの向こう  吐息の向こう  そこには何が待っているの?  きっとまた苦しみが待っていると  想うと懸念を持ってしまうの  哀しみの無い日  涙の無い日  その日はいつかやって…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

挽歌

枯葉の舞  お役御免で枝から放たれるのに  地に落ちるまでの短時間  有終まで美しくあろうとしているのか  僕も見習いたい  だけど真似出来ない  僕は枯葉の舞に  寂しさや哀しさを感じてしまう  舞が美しい程 その感情も強くなる  笑顔で別れ その後再会しない人を  思い出してしまうからかも知れない  枯葉よ  …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

そっと見守って欲しい

過剰な期待は禁物だ 私に重圧感を与えるだけだ それに潰れてしまったら逆効果だ だから願いは持っていても 口に出さないで 精一杯楽しんで来い そう言って送り出せば いくらか緊張を緩める事が出来る 平常心に近付けるから そうすれば普段の実力を出し易い 何事もそうた 雰囲気に自分を見失ったら 面接も試験も 大会も発表…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

私だけの秘密の場所

哀しくなると私はここへやって来る 高台にある緑化指定地区の林 この中を通り抜け街を見下ろす 街全体が見渡せるから 哀しいのは私だけじゃない様な気がして来る 街に住んでいる人は様々 幸せな人ばかりじゃないはず それでもみんな頑張っているんだ 私も負けちゃいけない そんな気分にさせてくれる 小鳥の囀りがそう思わせてくれる…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

深い哀しみ

涙を流さずにはいられない 涙を流さずにはいられない でも僕はそれでも涙を堪えなければならない 僕が涙を流すと それが誘い水になって 皆が涙を流さずにはいられなくなるから 涙を我慢しなければならない 涙を我慢しなければならない それがこんなにも辛い事だとは思ってもみなかった 大声を出して思いっ切り泣く事が出来たら ど…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

愛は哀よりも辛し

哀しみは自分の心だけ 愛は片想いは自分の心だけ だけど両想いになったら 相手の心も伴う 自分の心はすぐに解る だけど相手の心はすぐには解らない だから心配したりジェラシーを持ったり 愛は哀しみよりも辛い事かも知れない マンネリ これも愛の危機 常に心をときめかす事は 簡単な様でいて難しい 新鮮さや新たな発…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

雨が降ると交差点に菊の花を供えたくなる

トンピンシャン トンピンシャン トンピンシャン トンピンシャン トンピン シャン  トン   ピン    シャン 雨が降ると私は彼が寂しがっている様な気持ちになる だから菊の花を持って彼が命を絶った交差点に行く あの日あの時あの場所に私達がもしいなかったなら 今頃私達は幸せな家庭を築いていたに違いない 制限速度を…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

飛行機雲

飛行機雲を見ていると 私は物悲しくなる 自分の未来を見ている様で… 夢に向かってまっしぐら そしてその功績が残る しかし時間が経つにつれ 段々と解らなくなり 最後には誰がやった事か 忘れられてしまう 雲がぼやけて広がって行く様子は 正にそれを暗示しているみたい 歴史に名を残す様な人物なら別だが 私の残した…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

哀しい思い出

思い出はどんな事も 美しくありたいけど 哀しい事もあるの ふとした事がきっかけになって 思い出して突然涙が 止まらなくなる事も あるけれど気にしないでね 私の心の奥底に しまい込んで忘れた筈だと 思っていた事があるの ふとした事がきっかけになって 思い出してあの時の出来事が 今起こっている様に甦って 冷静じ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

一輪の菊

哀しみは 乗り越えなければならない 乗り越えられなければ 哀しみは消えない 乗り越える事は 非常に辛く 厳しい その哀しみが 最愛の人の死であったなら 更に辛く 厳しい 今 私は入院生活を送っている 消灯時間が過ぎて暫くして 嗚咽が漏れて来た 若い女性と中年女性の… 赤ちゃんのなんごも聞こえる 亡くなったのは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

哀しみの終わる時

荒れ狂う海の中 連絡船はさまよう 暗い水に投げ出されると 誰が思っただろう 座礁した連絡船 動きがとれなくなり 強い風をまともに受け 少しずつ傾いた 水浸しの船内 救命胴衣を着ける 赤ん坊を抱いた女性 小刻みに震えてた 大波の一撃で 海底に引き込んだ 一四三〇人の 哀しみまだ残る …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more