遠藤安宏の詩の世界

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help リーダーに追加 RSS 一度は振られたけれど

<<   作成日時 : 2008/07/11 04:11   >>

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勇気を出して告白した
返事は
「お友達でいましょう」だった
友達ならまだチャンスはある
そう思っていた僕は
世間知らずだった
相手を傷付けない為
遠回しに拒否されたのだ
そうとも知らず
いつもの様にしていると
彼女はさっと身を隠す様になった
照れているのかな?
友人に話してみると
大笑いされた
「即答でお友達と言われたのなら
脈はないぜ」と言われて
ゲラゲラ笑われた
そして「今夜飲みに行こうぜ」
と誘われた
会社が退けて友人を待っていると
同期の連中をぞろぞろ連れて来た
「うわっ 酒の肴にされる」
案の定急遽行った飲み会は
僕を励ます会と称して
恥曝しの会になってしまった
次の日会社に行くのが重苦しかったが
雰囲気が違った
彼女がさっと身を隠そうとすると
同期のやつが彼女に
「どうかしたの?」と声をかけた
彼女は「いいえ 別に」と言って
僕の前に出て来た
彼女の席の近くに座っている同期のやつが僕を呼び
「ちょっとパソコンを見てくれよ」と言った
パソコンならそいつの方が僕より詳しい
態とらしいけど
僕を彼女のそばに引き寄せる作戦だな
同期の連中が彼女のそばで
色んな事を頼んだり話しかけたりしてくれた
すると徐々にではあるが
彼女の反応が変わってきた
彼女の目には
僕がみんなに頼りにされている様に
見えてきたみたいだ
まず隠れる事が無くなった
次に擦れ違う時に会釈をしてくれる様になった
同期の連中と話をしていると
一言 二言位加わる様になった
そして時には笑顔を見せる様になった
そんなある日友人が
「今日は飲み会だからな」
と言って去って行った
言われた店に行くと
同期の連中が揃っていた
「どうだい 少しは彼女の興味のある事が解ったろう」
友人が声をかけてきた
確かに少しずつではあるが
色々解ってきた
「そろそろもう一回アタックしてみたら?
だけど好きだとか言うなよ
お友達でいましょうって言われたんだから
友達として彼女の興味のある場所やイベントに
誘ってみなよ
くれぐれも焦るなよ
長期戦になる声を覚悟して
ゆっくり仲良くなって行けよな
さて今日はお前を励ます会の解散式だ
みんなに奢れよな」
友人は一気に捲し立てた
僕はこの店はカードが使えるか確かめ
彼女をどこの美術館に誘うかと思案した

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